Everyday happy大草直子の毎日AMARC

2020.06.17

【身体リセット3×3レシピ】オイルサーディン by 山脇りこ

週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。


「入梅いわし」と言って、昔から梅雨どきのイワシはぽっちゃり太っておいしい、と。この時期、街のスーパーマーケットでも、ピカピカのイワシをよく見かけます。

料理したいけど……青魚でも特に臭みが強くて、どうしたらいいの?という声も。その臭みの元は血と脂。そこで、血と脂を上手に処理して、臭みなし!のオイルサーディンにしてみましょう。市販のオイルサーディンよりも、ずっとずっとおいしいですよ。

そして、おいしいだけじゃく、栄養価も高いのがイワシのうれしいところ。n-3系脂肪酸(オメガ3)が豊富で、血液の流れをよくし、血圧を下げる効果や、中性脂肪を少なくする効果もあると言われています。お年頃になったら、とくに意識して食べたいですね。


オイルサーディン

【材料(4尾分)】
・いわし(頭をとって、内臓を出したもの、お魚売り場でやってくれます) 4尾
・セロリ 1本 (玉ねぎ中、1個でも)

【調味料ほか】
・酢 大さじ1
・塩 小さじ1
・オイル 200ml(エクストラバージンではないオリーブオイルや、太白ごま油、紅花油や菜種油などの植物油。サラダオイルはおすすめしません。)


【レシピ】

1.イワシは身の中央の中骨の周りに血がたまっているので、水を流して指でなぞるようにして血をしっかり洗う(7回洗うと鯛になる、と言われています)。 キッチンペーパーで水気をふき取り、耐熱ボウルに並べ、酢をふりかけ、ひたひたまで水を入れて(写真下)、ふわっとラップをかけ、600Wの電子レンジで2分加熱する。すぐにラップをとり、水を完全に切る。(しっかり切る)

2. セロリは斜め薄切りにする。

3. 1のイワシの上に、セロリをのせ、塩をふり、オイルを加えて、再びふわっとラップをかけて、600wの電子レンジで4分加熱し、熱いうちにすぐにラップをはずして、そのまま冷ます。完全に冷めたら冷蔵庫へ。


※オイルはいわしとひたひたか少しかぶるまでいれる。(ボウルの大きさによって、ひたひたにならない場合は足す)
※冷たいほうがおいしい。マヨネーズが合います。サンドイッチやパスタにも。
※オイルごと冷蔵庫で4日、保存可能です。冷凍はおすすめしません。


Naoko’s comment

スーパーに行く回数が格段に増えて、入梅イワシ、今まで気にも留めなかったけれど、見かけるように。イワシはフライくらいしか思いつかなかったなあ。パスタのための、フレッシュなオイルサーディン、良いですねー♡梅雨バテもシャキッと治りそう!

Profile

山脇りこ 

料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。旅好きで、最近は特に台湾ラブで、この6月に新刊「台湾オニギリ」(主婦の友社)を刊行。台湾の“ごはんもの”レシピがずらっと並び、お子さんと作れる“新しいオニギリ”が楽しい本。台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)と合わせてお楽しみください。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『きょうから、料理上手』など、著書多数。
Instagram @yamawakiriko

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