週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
最近、ふつうのスーパーでもよく見かけるようになった大きなしいたけ。“私に何か詰めて焼いて”といつも声をかけられてるような気がしていますので(気のせい?)、シンプルに鶏ひき肉をつめて焼くレシピをご紹介します。
しいたけとお肉が離れてしまうのでは?という心配は無用です。傘のうらの凹凸と、肉だねに入れる片栗粉で強く結ばれたまま焼けます。美味しく仕上げるコツは、しいたけをしっかり焼いてしんなりするまで火を入れること。もちろんお弁当にも。
しいたけ鶏つみれ
【材料(2人分)】
・ しいたけ 4つ ※直径5センチ以上の大型のもの。小さい場合は、数を増やしてください。
・鶏ももひき肉(お好みで胸ひき肉でも)150g
【調味料ほか】
・塩 小さじ1/2
・片栗粉 大さじ1
・植物油 小さじ2
・酒 大さじ1
タレ:粒マスタードと醤油、各小さじ2をまぜる
【レシピ】
1.しいたけは石づきをとる。石づき(軸)は細かく5mm角くらいに切る。
2.ひき肉、切った石づき、塩、片栗粉を合わせてよく混ぜあわせて、しいたけの傘部分にこんもり盛って合体させる。
3.フライパンに植物油をひき、2を肉側を下に並べて中火にかけて焼く。ほんのり焼き目がつくまで焼いたら、 酒を加えて、蓋をして、5,6分蒸し焼きにする。しいたけがしんなりしたら完成。皿に盛ってタレをかける。
※イタリアンパセリをそえました。粒マスタードは量を減らして、からしにしてもよく合います。
Naoko’s comment
う、うわああああ。美味しそう。ハフハフしながら、ビールと頂きたいですね。ポン酢おろしでも、チーズとかも? ソースによって味変できそうですね♡そうそう! ふろふき大根も美味しかったです。
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。また、旅好きで、最近は特に台湾ラブ。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」(主婦の友社)と台湾に関する書籍も多数。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
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